大学のネットでエロサイト見たらバレますか?
いや、当然バレるよ。そんなもん(笑)
ただ、男子学生にとっては気になる所かもしれませんので、少し解説させていただこうかと思います。
というのも、キャンパス内を歩いていると、自分のノートパソコンで怪しげなサイトを見ている学生を見かけることがあり、「そういうこと気にならないのかな?」と思ったためです。
大学のネットワーク、wifiを使用していたかは分かりませんし、個人のPCで何を見ようと自由ですが、もうちょっと隠れて見なさいよ…。とは思うところです。
下手をすれば、セクハラだったり、何らかの罪に問われますからね。
大学のネットワークは監視されている?
もちろん、大学によって様々だとは思いますが、基本的には大学のネットワークを介したアクセスのログは残っています。もちろん、無線LAN・wifiといったものでも、有線での接続でも、それは同じです。
設備がある程度整っている大学では、認証で個人のIDを入力してからネットワークに入る仕組みになっていますから、当然、アクセスログをたどれば誰がどのサイトにアクセスしたかは分かります。
かと言って、常にIT管理者が誰がどこのサイトにアクセスしたか監視しているわけではありません。
そんなに暇じゃありません。
そうしたログを確認するときは、ある一定の事象が起こった際にのみ、というのが普通だと思います。
では、どういった時にアクセスログが確認されるのでしょうか?
アクセスログが確認されるのはどんな時?
アクセスログの確認は、防犯カメラと同じようなもので、常にそれを見ているわけでなく、有事の際に履歴をたどるというのが一般的です。アクセスログが確認される場合というのは、下記のようなものが想定されます。
- 異常なアクセス等があり、大学のその他のネットワークに影響が出た時
- 特定の有害サイトへのアクセスがあった時
- 外部機関より要請があった時
1は、P2Pソフトなどを使用したり、ウイルス感染などの原因で、異常な量のデータの送受信などがあった場合です。
これにより、他のネットワークに影響が出て、その結果、担当者が異常アクセスの原因を特定するために、該当端末や該当IDを探します。
この中で、バレます。
2は、大学がネットワーク監視のシステムなどを導入しており、特定の有害サイトへのアクセスがあった際にアラートが出るようにしている場合に起こりえます。
小中学校では、予めフィルタリングソフトを導入していたり、プロキシサーバを介して有害サイトへのアクセスそのものを出来なくしていることが多いようですが、大学ではあまりそうした制限をかけているところはないようです。
こちらも、同一人物が頻繁にそうしたサイトへの接続をしているようであれば、ログをたどり、通知や指導を行うことがあるでしょう。
3は、警察等の捜査などによるものです。
大学のネットワークを介して何らかの犯罪が行われ、捜査として大学にそのアクセスの発信源の特定のための要請があった場合などです。
これは洒落にならないので本当にやめてください。
普通に見ている分には問題ない?
昔に比べ、インターネットが身近になり、大学の設備も整っていますが、そうした基本的なところは、気をつけて頂きたいものですね。